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区のおしらせ ちゅうおう 令和2年3月21日号

ハートオブ東京 中央区(2)

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東京都中央区

■令和2年度当初予算
オリンピック・パラリンピック関連の施策を含む新年度の予算案は、私が区長として編成した最初のものとなります。「東京2020大会で“心の通うおもてなし” そして成長力あふれ環境にやさしいまち」と題し、東京2020大会とその後の「20万都市」に向けて、都市基盤整備はもとより、福祉や教育、環境、防災といったこれからの中央区における課題を捉え、区民福祉の向上を最大限図るよう努力を払ったところであります。
歳入においては、力強い人口増加を背景として、特別区民税が23億円余の増加となり300億円に迫る規模となる一方、消費税率10パーセントへの引き上げに合わせて実施された法人住民税のさらなる国税化の影響を受け、特別区交付金に22億円もの大幅減が見込まれるなど、本区の財政環境は決して楽観できるものではありません。
このため、予算編成に当たっては、これまで蓄えてきた基金を活用するとともに、将来負担も見据えつつ特別区債を発行し、財源確保を図ったところであります。
その結果、新規事業33、充実事業27で、一般会計総額は、前年度比14.8パーセント増の1,183億7,400万円余と、2年連続の増加となり過去最大の財政規模となりました。
主な施策について、基本構想に掲げた3つの「施策のみちすじ」に沿って申し上げます。

□一人一人の生き方が大切にされた安心できるまち
第一は、「一人一人の生き方が大切にされた安心できるまちを目指して」であります。
まず、保育を必要とするすべての子どもが利用できる保育環境の整備については、認可保育所2園の新設に加え、居宅訪問型保育事業の定員を拡大します。認証保育所保育料補助については、3歳未満の入園児がいる世帯や多子世帯に対する補助上限額を引き上げるなど、保護者負担を軽減します。また、第三者評価受審費用助成の対象に認可外保育施設などを新たに加えることとし、保育の質の向上に向けた取り組みを進めてまいります。
次に、高齢者施策についてであります。
現在、改築工事を進めている桜川敬老館等複合施設に整備する地域密着型特別養護老人ホーム、認知症高齢者グループホームおよびショートステイについては、来年3月開設に向けた準備を着実に進め、施設と在宅両面からの介護サービスを提供してまいります。また、認知症高齢者にやさしい地域づくりを進めるため、認知症の人や家族がより身近なところで気軽に地域の人と交流し、専門家の相談が受けられるよう、「認知症カフェ」運営団体に対する助成制度を創設します。さらに、在宅療養者に対する医療と介護関係者の連携強化のため、ICTを活用した効果的な多職種連携体制を構築する医師会への助成を行うことにより、区民が安心して在宅療養生活を継続できる環境づくりに取り組みます。
次に、障害者施策についてであります。
知的障害者生活支援施設「レインボーハウス明石」入所者の重度化や高齢化に対応するため、支援員の増員や入浴設備などの改修を進めます。また、施設に入所している障害者の地域生活への移行促進や、増加する重症心身障害児・医療的ケア児への支援の充実に向けて、「障害福祉計画・障害児福祉計画」の改定を行い、障害のある方が安心して暮らし続けられる地域共生社会の実現を目指してまいります。
誰もが健康で安心して暮らすことができる環境への取り組みでは、がん治療に伴う外見の悩みを抱えている方々に対して、補整具の助成制度を創設し、アピアランスケアによる社会生活の質の向上を図ってまいります。また、受動喫煙の防止については、本年4月1日から改正健康増進法などが全面施行されることを踏まえ、事業者などによる屋内原則禁煙への取り組みや区内店舗において喫煙室の有無を示す標識掲示義務の徹底を図ります。加えて、区内2カ所にコンテナ型屋外喫煙所を新設するとともに、区立公園においてもコンテナ型やパーテーション型喫煙所を設置し区内分煙環境を強化する他、公衆喫煙所の設置および維持管理を行う事業者に対して助成金を交付するなど施策の充実を図り、非喫煙者と喫煙者が適切に共存できる環境づくりに努めてまいります。さらに、地域が取り組むねずみ駆除への支援を継続し、衛生的で快適な生活環境の確保を図ります。

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