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自治体の皆さまへ

区長 所信を表明(3)

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東京都中央区

◇快適で安全な生活を送るための都市環境が整備されたまち
第二は、「快適で安全な生活を送るための都市環境が整備されたまちを目指して」であります。
まず、災害に強いまちづくりについてであります。
本年は、東日本大震災からちょうど10年の節目を迎えますが、この間においても、毎年のように地震や大規模な風水害が発生し、各地に甚大な被害をもたらしています。こうした自然災害に対し、行政のみならず、区民や事業所など地域全体で危機管理意識を共有し、さまざまなリスクに備えていくことが求められています。大規模な自然災害が発生しても致命的な被害を負わない強さと被災後も速やかに回復する強靭(きょうじん)なまちをつくり上げていくため、「国土強靭化地域計画」を策定します。併せて、大規模災害などにより発生した廃棄物を迅速かつ適正に処理し生活環境の保全や公衆衛生の確保を図るとともに、早期の復旧・復興を実現するため、「災害廃棄物処理計画」の策定を進めます。
また、衛星回線などを活用した緊急告知ラジオを導入するため、配信システムを構築するとともに、災害時の停電対策となる可搬式蓄電池について、防災区民組織に対する供与およびマンション管理組合に対する購入費助成を行い、地域における非常用電源の確保を支援してまいります。福祉避難所については、現在の13カ所に加え、新たに高齢者福祉施設4カ所と協定を締結し、災害時の受け入れ体制を強化します。さらに、住宅の耐震化率の向上を図るため、住宅耐震補強工事などの付帯工事に対する新たな助成制度を創設し、安全なまちづくりを進めてまいります。
次に、都心にふさわしい魅力ある都市基盤づくりであります。
首都高速道路日本橋区間の地下化については、昨年11月、地下埋設物の移設工事が始まり、実現への一歩を踏み出しました。首都高地下化を契機として、周辺開発などと連携しながら日本橋川沿いの良好な水辺環境の創出に向けた取り組みを進めるとともに、「築地川アメニティ整備構想」で示した首都高上部空間の活用について、調査・検討を行ってまいります。
都心部・臨海地域地下鉄構想については、本年度に引き続き輸送需要推計、収支採算性の調査などを行い、検討熟度を高めていくとともに、「都心・臨海地下鉄新線推進大会」の開催を支援し、町会・自治会をはじめ沿線自治体など広く関係機関と緊密に連携しながら、早期事業化に向けてより一層気運を高めてまいります。
築地市場跡地の再開発については、築地地区がこれまで築き上げた食文化を継承しさらに発展し続けていけるよう、地元区の考えをしっかりと東京都に主張すべきと考えます。現在、再開発における課題・要望事項について地元とともに検討を行っているところであり、今後区議会のご協力を得た上で、都による事業実施方針策定前には、具体的かつ総合的な提言を行ってまいります。
また、都心部・臨海地域地下鉄構想や東京BRTの運行、環状第二号線の開通、築地市場跡地の開発など、本区の交通やこれらを取り巻く環境が大きく変化し、新たな課題も生じていることから、「総合交通計画」の改定作業に着手します。
晴海のまちづくりについては、東京2020大会の延期という状況の変化がありましたが、地域のさらなる発展に向けて都や組織委員会とも連携し、これまで進めてきたほっとプラザはるみのリニューアルをはじめ、晴海四丁目複合施設や晴海五丁目小中学校の整備など快適なまちづくりを進めてまいります。

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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